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 飛騨高山で唯一の気象予報士 【気象庁 登録番号:第11117号】 が、毎日の天気予報を、地元密着で分かりやすく解説いたします。

2025年03月30日(日)/曇り一時雨

おはようございます。
春になると、フキノトウやタラの芽など、様々な山菜を見かけるようになります。
春の訪れを感じさせる「山菜」は、山野に自生して食べられる植物で、抗酸化の高いポリフェノール群が豊富に含まれています。種類によってはアクが強い山菜もありますが、これは外敵から身を守るために、山菜が生み出す成分なのです。
人間の身体は、冬は体温を逃がさないために体内に栄養を蓄えますが、春になると新陳代謝が活発になり、体内の老廃物を排出する身体に変わります。そのため、苦みや香りを含んだ春の山菜を取り入れて、体内に溜まった老廃物や脂肪を排出し身体を活性化させるためにも、この時期に山菜を食べることをお勧めします。
山菜は、春を感じられる旬の味覚。大切にいただきたいですね。

2025年03月30日(日)/曇り一時雨

2025年03月30日(日)、高山市の天気。

北西の風のち北の風、昼過ぎから夕方にかけて北風がやや強く、
今日は、一日を通しておおむね曇りで、昼前に一時雨となる予想です。
降水確率は、一日を通して20~40%、昼前に一時60%の予想です。
最高気温は6℃、最低気温は0℃で、ともに昨日より3℃低い予想となっております。

今日の日本付近は、気圧の谷が北日本を通過し、冷たい空気が流れ込む見込みです。
そのため、山陰や近畿の北部、北陸や東北の日本海側、北海道では雲が多く、雨や雪の降る所があるでしょう。また、南西諸島は曇りや雨となるでしょう。一方、その他の地域はおおむね晴れそうです。
最高気温は、全国的に平年並みか低く、かなり低くなる所もある予想です。

飛騨地方は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、一日を通しておおむね曇りとなり、昼前に一時雨となるでしょう。
明日は、一日を通しておおむね晴れとなる予想です。

ワラビ、ゼンマイ、ウド、と早春に顔をそろえる山菜の中でも、王様ともいわれるのが「タラの芽」です。
山菜とは言いますが、楤(タラ)の木という樹木の新芽なのです。
新芽ができるのは、棘が密生した茎の先端で、ふくらんだ苞を押し広げるようにして伸びてくる新芽は、産毛に覆われ初々しく、季節は冬から春へ確かに進んだと実感させられます。
それでは皆さん、今日も良い一日を。

(データ参考:気象庁等)

2025年03月30日(日)/曇り一時雨
(中山町より西の空 2025/03/30 AM8:00)

2025年03月30日(日)/曇り一時雨
(中山町より東の空 2025/03/30 AM8:00)
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