おはようございます。
冬になると天気予報でよく耳にする「上空の寒気」という言葉。普通、雲が出来る範囲内では、上空が高ければ高い所ほど、気温は低下します。
一般に、降水があれば平地で雪となる目安は、上空約1,500mで気温が-6℃以下の時といわれます。また、上空約5,000mの気温が-30℃以下になると雪に、さらに-36℃以下になると雪雲が発達しやすくなるため、大雪の目安といわれます。
「上空約5,000mの気温が-36℃以下」という寒気の場合は、大雪に要注意です。
(中山町より西の空 12/13 AM8:00)
2021年12月13日(月)、高山市の天気。
北の風のち北西の風、風はお昼頃やや強く、
今日は一日を通して曇りの予想ですが、午前中はところによって雪がちらつく見込みです。
降水確率は、午前中は20%、午後からは10%の予想です。
最高気温は4℃で昨日より7℃低く、最低気温は3℃で昨日より1℃低い予想となっており、冬型の気圧配置により北からの冷たい風が吹き、風冷えの一日になるでしょう。
今日は冬型の気圧配置が強まり、北海道付近では上空約5,000mに-36℃以下の今季一番の寒気が流れ込むため、北海道から東北の日本海側を中心に大雪や猛吹雪となる恐れがあります。
飛騨地方では、この寒気の影響は少ないですが、標高の高い山間部などでは雪が積もります。湿った雪で路面が滑りやすくなりますので、峠道などでの車の通行には十分お気を付けください。
それでは皆さん、今日も良い一日を。
(データ参考:気象庁)
(中山町より東の空 12/13 AM8:00)