Profile Image
 飛騨高山で唯一の気象予報士 【気象庁 登録番号:第11117号】 が、毎日の天気予報を、地元密着で分かりやすく解説いたします。

2023年12月25日(月)/晴れのち曇り

おはようございます。
冬の時季に、庭先で見掛ける「南天」の実。赤い色の小さな実が、冬景色によく映えます。
“難を転ずる” としての “難転” からの「南天」。
見た目の華やかさだけでなく、生け花では長く花もち(実もち)がします。
さらに、実は咳止めなどに効くとされ、のど飴が有名ですよね。
葉には殺菌や防腐効果があり、赤飯のうえに南天の葉を置いたり、お正月料理に南天の葉を敷いたりするのは、飾りだけでなくこのような効果があるのです。

2023年12月25日(月)/晴れのち曇り

2023年12月25日(月)、高山市の天気。

南西の風のち北東の風、風はおおむね弱く、
今日は、午前中は晴れで、午後からは曇りとなる予想です。
降水確率は、日中のうちは20~40%、夜のはじめ頃からは40~60%の予想です。
最高気温は5℃で昨日と同じ予想で、最低気温は-2℃で昨日より1℃高い予想となっております。

今日の日本付近は、低気圧や寒気の影響で、日本海側では大気の状態が不安定になる所がある見込みです。
そのため、西日本から北日本の日本海側では雲が多く、雨や雪の降る所があるでしょう。また、北日本の太平洋側は次第に雲が広がり、夕方頃から所々で雪が降りそうです。その他の地域は、おおむね晴れるでしょう。
最高気温は、全国的に平年並みか平年より低くなる予想です。

飛騨地方は、午前中は高気圧に覆われるため晴れますが、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく曇りとなるでしょう。
明日は、日中のうちは晴れで、夜のはじめ頃からは曇りとなる予想です。

「南天の実の ゆんらりゆらりと 鳥の立つ」
これは、明治時代の小説家の尾崎紅葉が詠んだ俳句です。
南天の実は、難を転ずるとして、鬼門や水周りに植えたり、縁起木として正月飾りに用いられますが、この時季、スズメやヒヨドリなどがついばみに来るのを見掛けますね。
それでは皆さん、今日も良い一日を。

(データ参考:気象庁)

2023年12月25日(月)/晴れのち曇り
(中山町より西の空 2023/12/25 AM8:00)

2023年12月25日(月)/晴れのち曇り
(中山町より東の空 2023/12/25 AM8:00)
同じカテゴリー(四季の花)の記事画像
2025年05月17日(土)/雨のち曇り
2025年05月11日(日)/晴れのち曇り、その後、雨
2025年05月07日(水)/曇りのち晴れ
2025年05月03日(土)/晴れのち曇り、その後、雨
2025年04月30日(水)/晴れ
2025年04月24日(木)/曇りのち晴れ
同じカテゴリー(四季の花)の記事
 2025年05月17日(土)/雨のち曇り (2025-05-17 08:52)
 2025年05月11日(日)/晴れのち曇り、その後、雨 (2025-05-11 08:48)
 2025年05月07日(水)/曇りのち晴れ (2025-05-07 08:28)
 2025年05月03日(土)/晴れのち曇り、その後、雨 (2025-05-03 08:42)
 2025年04月30日(水)/晴れ (2025-04-30 08:56)
 2025年04月24日(木)/曇りのち晴れ (2025-04-24 08:43)

コメントする

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

PAGE TOP

削除
2023年12月25日(月)/晴れのち曇り
    コメント(0)