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 飛騨高山で唯一の気象予報士 【気象庁 登録番号:第11117号】 が、毎日の天気予報を、地元密着で分かりやすく解説いたします。

2024年12月08日(日)/雪のち曇り

おはようございます。
冬の風物詩の一つである「雪」。
日本では、単に「雪」と言うだけでなく、「粉雪」「みぞれ」「吹雪」などのように、様々な言葉で雪の状態や雪の種類を表現します。
それは英語も同様で、「雪」には “snow” 以外にも、いくつかのバリエーションがあります。
“large snowflakes”(ぼたん雪)とは、大きな雪片が花びらのように降る雪のことで、その雪片が牡丹の花びらのように見えることから、「ぼたん雪」という名が付いたと言われております。
また、“fluffy snowflakes”(綿雪)や “powder snow”(粉雪)も、見た目や質感がそのまま英語名になっています。
“sleet”(みぞれ)は雪が溶けかけて雨まじりに降るもののことで、“hail”(ひょう)は積乱雲から降ってくる氷の粒を言います。

2024年12月08日(日)/雪のち曇り

2024年12月08日(日)、高山市の天気。

南の風のち北の風、風はおおむね弱く、
今日は、日中のうちは湿った雪で、夜のはじめ頃からは曇りとなる予想です。
降水確率は、日中のうちは50~70%、夜のはじめ頃からは30~40%の予想です。
最高気温は3℃で昨日より3℃低い予想で、最低気温は-1℃で昨日より1℃低い予想となっております。

今日の日本付近は、冬型の気圧配置が続きますが、寒気のピークは今日までとなる見込みです。
そのため、九州北部を除く西日本から北日本の日本海側では、雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。一方、九州北部や西日本から北日本の太平洋側はおおむね晴れますが、山沿いを中心に所によりにわか雨やにわか雪がありそうです。南西諸島は雲が多く、所によりにわか雨があるでしょう。
最高気温は、全国的に平年並みか低い予想です。

飛騨地方は、冬型の気圧配置となるため、日中のうちは湿った雪で、夜のはじめ頃からは曇りとなるでしょう。
明日は、朝のうちは曇りで、昼前からは晴れとなる予想です。

英語では「大雪」を “heavy snow”、「小雪」を “light snow” と言いますが、このように雪や雨の降る量を表す際には “heavy” や “light” が使われます。
一口に「雪」といっても、雪の状態や質感、降る量によって様々な呼び名があるのです。
それでは皆さん、今日も良い一日を。

(データ参考:気象庁)

2024年12月08日(日)/雪のち曇り
(中山町より西の空 2024/12/08 AM8:00)

2024年12月08日(日)/雪のち曇り
(中山町より東の空 2024/12/08 AM8:00)

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