おはようございます。
2024年10月8日の今日は、二十四節気の一つ『寒露(かんろ)』です。
寒露とは、晩秋から初冬にかけて草木や木の葉の上につく露のことで、「露が冷気によって凍りそうになる頃」という意味です。
寒露の頃は残暑も終わり、日中は過ごしやすい陽気ですが、朝晩は肌寒く感じられるようになり、寒さが少しずつ増していきます。
秋の移動性高気圧に覆われて晴れた夜は、放射冷却により地面付近の気温が下がり、まだ湿り気のある空気中の水蒸気が露となります。早朝に草木に触れると濡れるのは、このためです。
2024年10月08日(火)、高山市の天気。
北西の風、風はおおむね弱く、
今日は、一日を通して雨となる予想です。
降水確率は、午前中は60%、午後からは70~90%の予想です。
最高気温は17℃で昨日より7℃も低い予想で、最低気温は15℃で昨日より2℃低い予想となっております。
今日の日本付近は、秋雨前線が本州の南岸沿いに延び、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になる見込みです。
そのため、全国的に曇りや雨となり、東海や南西諸島では雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。一方、北日本では次第に天気は回復し、晴れ間もありそうです。
最高気温は、九州や北日本では昨日と同じか高くなる所が多いですが、その他の地域は昨日より低くなる予想です。
飛騨地方は、湿った空気や前線の影響により、一日を通して雨となるでしょう。
明日は、明け方までは雨ですが、朝からは曇りとなる予想です。
露に関する諺に、『夜露が多ければ、晴れ』があります。
朝、目が覚めて、庭や道ばたの草木に露がついていたら、諺のとおり、その日の天気は「晴れ」と考えていいでしょう。
そして、日が高くなり気温が上がってくると、露はあっという間に消えてなくなってしまいます。
「露の命」ともいいますが、そんな儚さが、いっそう秋の露を風情あるものにしているのかもしれませんね。
それでは皆さん、今日も良い一日を。
(データ参考:気象庁)
(中山町より西の空 2024/10/08 AM8:00)
(中山町より東の空 2024/10/08 AM8:00)