おはようございます。
今日2025年4月20日は、二十四節気の一つ「穀雨(こくう)」です。
穀雨とは、春の最後にあたる “晩春” の頃をいい、「穀物を潤す春の雨」という意味になります。この時期に降る雨を、「百石春雨(ひゃくこくはるさめ)」と呼び、穀物に実りをもたらす恵みの雨とされてきました。
穀雨の頃には、南から水蒸気を多く含んだ空気が流れ込むようになり、低気圧が通過するときにはまとまった雨が降るため、田畑を潤して農作物の新芽を盛んに成長させます。
昔から農家では、穀雨を農作業の目安にしていました。春も盛りとなるこの時期は、気温が上がり、霜が降りる心配もなく、穀物の成長に欠かせない雨が降ります。そのため、芽や苗がすくすくと育ちやすいことから、穀雨までに種まきや苗植えなどを終えるのが一般的でした。
2025年04月20日(日)、高山市の天気。
南の風のち北西の風、風はおおむね弱く、
今日は、日中のうちは曇りで、夕方からは雨となる予想です。
降水確率は、日中のうちは20~40%、夕方からは70~90%の予想です。
最高気温は23℃で昨日より5℃も低い予想で、最低気温は13℃で昨日より1℃高い予想となっております。
今日の日本付近は、寒冷前線が本州付近を通過し、全国的に天候は下り坂となる見込みです。
そのため、北日本や北陸では雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。また、東日本から西日本のその他の地域は雲が多く、所によりにわか雨や雷雨がありそうです。南西諸島は曇りや雨となり、雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。
最高気温は、全国的に平年並みか高い予想です。
飛騨地方は、上空の気圧の谷や前線の影響により、日中のうちは曇りで、夕方からは雨となるでしょう。
明日は、一日を通して晴れとなる予想です。
「穀雨(こくう)」の今日は、夕方から雨となりそうです。
飛騨高山では、他の地域より気候的に2週間遅れとなりますので、ちょうどGWが終わる頃までに、種まきや苗植えなどを終わらせるのが適当というところでしょうか。
いよいよ、穀物の実りの季節がやってまいりましたね。
明日は出張で高山に不在のため、お休みさせていただきます。
それでは皆さん、今日も良い一日を。
(データ参考:気象庁)
(中山町より西の空 2025/04/20 AM8:00)
(中山町より東の空 2025/04/20 AM8:00)