2024年03月09日(土)/曇り時々雪

otenki

2024年03月09日 08:56

おはようございます。
昨夜も雪が降り、今朝の飛騨高山は5cmほどの雪が積もっております。
3月になりますと、次第に日差しが力強く感じられるようになりますが、この頃に降る最後の雪のことを表す春の季語に、「雪の果(はて)」というのがあります。
降りじまいの雪という同じ意味の季語は、他にいくつもあり、「名残(なごり)雪」や「雪の別れ」、「涅槃雪(ねはんゆき)」という呼び名もあります。
昔から「雪の果は涅槃(ねはん)」と伝えられており、最後の雪はお釈迦様の亡くなったといわれる旧暦2月15日、今の暦でいう、春分の日の前後になると言われています。



2024年03月09日(土)、高山市の天気。

北西の風のち北の風、昼過ぎから夕方にかけて北西の風がやや強く、
今日は、一日を通しておおむね曇りで、時々雪となる予想です。
降水確率は、一日を通して40%~60%の予想です。
最高気温は0℃で昨日より9℃も低い予想で、最低気温は-3℃で昨日より1℃低い予想となっております。

今日の日本付近は、低気圧が北陸や東北付近を通過したのち、西高東低の冬型の気圧配置になる見込みです。
そのため、北日本や北陸から山陰、それに関東甲信の山沿いでは所々で雪や雨が降り雷を伴う所もあるでしょう。一方、関東・甲信の平地から東海の東部は、おおむね晴れるでしょう。東海の西部から山陽、四国では雲が広がりやすく、所により雨や雪が降りそうです。九州は晴れますが、沖縄は雲の多い天気となるでしょう。
最高気温は、全国的に平年並みか平年より低くなる予想です。

飛騨地方は、寒気や湿った空気の影響一日を通しておおむね曇りで、時々雪となるでしょう。
明日は、日中のうちは曇りで、夕方からは晴れとなる予想です。

名曲『なごり雪』は “最後の春の雪” という意味の季語なのですが、これからの時期、雪の果てる最後の雪となり、春の暖かさが一層感じられるようになっていきます。
それでは皆さん、今日も良い一日を。

(データ参考:気象庁)


(中山町より西の空 2024/03/09 AM8:00)


(中山町より東の空 2024/03/09 AM8:00)